サステナブルな料理人として有名なポール・スヴェンソン。ストックホルムガス社と提携してプロジェクトが注目。100%バイオガスを使ったフードトラックで、料理の注文を取り限定300個の注文数を元に材料となる野菜を育て始め、料理を渡すのは9月という無駄が出ないストリートフードだ。
北欧スペシャルティコーヒー業界の先駆者ティム・ウェンデルボー氏は、気候変動が業界にもたらす影響に関心が高く、環境改善に熱心に取り組む人として知られる。
廃棄食糧の再資源化を専門とする「シンバ」。契約レストランから食品残渣を回収し、オーガニックとそれ以外に分別。前者は自社工場で家畜飼料に加工し提携の養豚場に提供、後者は正規の食品リサイクル業者に処理を依頼。
2018年12月、貧困層の人々に無料で食事を提供する「イ・ソーシャル・テーブルズ・メイド・イン・クロイスタ」がナポリにオープン。
国連食糧農業機関 (FAO)によると、世界中の食料品生産業界が排出する「無駄」「損失」は1年間に30%もある*。そのうちの54%は食品生産過程にあり、食品になる以前の段階、つまり農産物の収穫過程や保管方法に問題があるという。
もはや世界中が危機感を抱いている、食料廃棄、またはフードロス。この問題に対して、積極的に行動しているのがイタリア「オステリア・フランチェスカーナ」オーナーシェフ、マッシモ・ボットゥーラだ。
「私たちに今、できることを少しずつ」。そんな想いのもとで始動した料理通信社新プロジェクト、「or WASTE?」のキックオフイベントが5月28日(日)、神奈川県「森と畑の学校」で開催されました。
or WASTE? プロジェクトのキックオフアクションとして、有限資源の循環、できるだけ無駄を抑えた日々の営みの重要性を、「食べ物」の原点を体感しながら、1人1人が「良き食事」を心がけていけるヒントを盛り込んだプログラムを行います。
3月24日の朝日新聞夕刊1面を「『捨てないパン屋』の挑戦」と題する記事が飾りました。広島のパン屋「ドリアン」の田村陽至さんが「捨てないパン屋」を目指すに至った