or WASTE

EUROPE

Belgium[Bruxelles] 健康とより良い世界のための“グリーンガイド”

Belgium201907_orWASTEtext by Maki Miyazaki
(『料理通信』2019年7月号/「ワールドトピックス」より)

一ツ星シェフのフランク・フォル氏が、ベルギーで初めて野菜だけのコースを発表したのが30年前。当時の反響は驚きと称賛が混じるものだったが、以来、野菜や果物にフォーカスすることに専念。『ゴ・エ・ミヨ・グリーンガイド』ベネルクス版を編纂し、テレビで野菜料理を紹介するなど、一般人の啓蒙に努めた。

2018年からは世界の野菜レストランを選ぶ「我らはスマート グリーンガイド」を主宰し、ネットで発信。サイトには、「世界の野菜レストラントップ100 」の他、「今年の野菜シェフ」「野菜料理の方法」など参考になるコラムが満載だ。5月に発表された2019年版では、38カ国800軒のレストランを網羅し、日本では和歌山「ヴィラ アイーダ」、東京「ナリサワ」が“赤カブ5つ”に輝いた。

今後はさらに一歩進み、「発展途上国の慢性的な食糧不足や貧困を皆で考え、肥満やフードロス、砂糖の過剰摂取が氾濫する現代社会に警告を発するプラットフォームとして、同ガイドを育てていきたい」と語るフォル氏。賛同者は数限りない。

◎ WE'RE SMART WORLD
https://weresmartworld.com/en

GET INSPIRED

Sweden[Stockholm] 材料を育てて作るサステナブルなストリートフード
サステナブルな料理人として有名なポール・スヴェンソン。ストックホルムガス社と提携してプロジェクトが注目。100%バイオガスを使ったフードトラックで、料理の注文を取り限定300個の注文数を元に材料となる野菜を育て始め、料理を渡すのは9月という...
Belgium[Bruxelles] 健康とより良い世界のための“グリーンガイド”
一ツ星シェフのフランク・フォル氏が、30年前ベルギーで初めて野菜だけのコースを発表した。以来、野菜や果物にフォーカスすることに専念。『ゴ・エ・ミヨ・グリーンガイド』ベネルクス版を編纂し、テレビで野菜料理を紹介するなど、一般人の啓蒙に努めた。...
Norway [Oslo] 社会復帰をサポートするカフェ
「エーリック・カッフェ」は薬物中毒者や路上生活者が店員を務めるカフェ。設立者はストリートマガジン『=Oslo』の発起人で、雑誌販売などを通して彼らが社会復帰するための支援活動をしている。
England [London] 東ロンドンの“世界で最もエシカルなパブ”とは?
東ロンドンに“世界で最もエシカルなパブ”と銘打った「グリーン・ヴィック」がオープンし話題。小麦の茎を使ったストローや廃棄されたパンを原材料に使ったクラフトビールの他、フェアトレード製品のジンやウォッカなど社会的支援につながるものが並ぶ。
Peru [Lima] ゴミのない世界へ動き始めたリマのシェフたち
廃棄食糧の再資源化を専門とする「シンバ」。契約レストランから食品残渣を回収し、オーガニックとそれ以外に分別。前者は自社工場で家畜飼料に加工し提携の養豚場に提供、後者は正規の食品リサイクル業者に処理を依頼。