or WASTE

JAPAN

地域にある価値を信じて。 青森 弘前~大鰐を巡るグルメライド

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グルメライドって?

「グルメライド」と聞いて、何を想像しますか?
ご当地グルメを食べながら、ツーリング? エイドステーションで食事休憩できる自転車イベント?

数年前から、サイクリスト人口が多いアメリカやイタリア、ベルギーなどの欧米各国で動きが活発化してきた「グルメライド」は、この1、2年で日本国内でも、いつくかの地域で観光や経済振興に結び付ける自転車イベントの形で取り入れられているケースを目にするようになりました。
形も目的も様々なこうした各地での取り組みとは、私達が目指している「グルメライド」は異なるかもしれません。
地域の価値とは一体何なのか? そのことに真摯に向き合っていくと、おのずと地域が長い年月をかけてきた営みゆえに育まれてきたものが見えてきます。その最たるところは地域の食。
私たちは、食が地域の環境の中でいかに形成され、人々の手で伝えられてきたかを自転車で乗って、知ることができるそんな「グルメライド」を地域の人達と手を携えて開催しました。
20170930_1109182017年9月30日10時30分 弘前駅集合。
この数分前に、空を覆っていた厚く重い雨雲がすぅっと抜け、晴れ間がのぞいてくれました。
のぞいた青空と同様、晴れやかな表情をした参加者の皆さんとともに、1泊2日のグルメライドへと出発です。

りんご畑の未来のために。

弘前駅から向かった最初の目的地は、弘前シードル工房Kimoriです。
代表の高橋さんは、「日本のりんご生産量のトップを誇るこの地は、必ずしも、りんご栽培に適しているわけではなかったんです。」と語ります。

冬になれば雪深くなる弘前で、長い年月をかけてりんご栽培に向き合い、絶え間ない努力と知恵によってりんご栽培の基盤を築いてきた農家がいたからこそ、であると。
しかしながら、多くの農家が今、抱えている問題が後継者不足であることを背景に、高橋さんは、弘前の土地がこれからもりんご栽培で栄えていく未来のために、「りんご」に興味をもつきっかけを作り、さらにりんごの新たな消費の切り口になるようシードル作りに挑むことになりました。

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