今日の餃子は何を包もう。
肉、野菜、それとも魚介?
いえ、包むのは課題です。
自転車に乗って美しい景観を臨みながら、地域資源を有効活用してものづくりを行う生産者や、食文化を継承する人たちを訪ね、食がその地域独自の環境のなかでいかに形成され伝えられてきたかを知る2泊3日のプログラムです。
今回の“or WASTE?” では、食とアウトドアスポーツが持つ共通の文脈を紐解きながら、サステナブルな未来を築いていくには?という問いと向き合い、私たちができることを探っていく時間とします。
日本の食卓を支える、重要な農業県である岩手県の内陸部にある遠野市は、四方を山に囲まれた「日本のふるさと」と呼ばれる緑豊かな美しい地域。そんな遠野の自然を自転車で巡りながら、地域に根差して、ものづくりを担う人達を訪ねます。
一面に広がる圧巻のりんご畑から岩木山の美しい景観が望める弘前、温泉町としての歴史を持ち、豊かな自然と緑に囲まれ、自転車で巡るのに最適な町、大鰐。ともに地域独自の気候風土ゆえに育まれた魅力的な食文化、食材があり、守っていくべき暮らしの知恵と郷土の味があります。
「私たちに今、できることを少しずつ」。そんな想いのもとで始動した料理通信社新プロジェクト、「or WASTE?」のキックオフイベントが5月28日(日)、神奈川県「森と畑の学校」で開催されました。
or WASTE? プロジェクトのキックオフアクションとして、有限資源の循環、できるだけ無駄を抑えた日々の営みの重要性を、「食べ物」の原点を体感しながら、1人1人が「良き食事」を心がけていけるヒントを盛り込んだプログラムを行います。